子どもが何歳でひらがなを読み書きできるようになるのか気にしている親は多いです。
ひらがなの読み書きは子どもの成長において重要ですが、適切なタイミングや教える方法には個人差があります。
この記事では、ひらがなに興味をもたせる方法や教え方のポイント、ひらがなを教えるときに役立つツールを紹介します。
記事を読んで、子どもが楽しく自然にひらがなを学べるようにサポートしましょう。
ひらがなは何歳から読み書きできるようになるのか
小学校学習指導要領において「平仮名の読み書きについては、第1学年で全部の読み書きができるようにする必要がある」とされています。これはひらがなの読み書きが、各教科等において学習の基礎となるものだからです。
実際に多くの子どもがひらがなに興味をもち、読み書きができるようになる年齢はどれくらいなのでしょうか。個人差もありますが、年齢の目安は以下のように考えられます。
- 興味をもつ:3~5歳
- 読める:4歳頃
- 読み書きできる:5~6歳
子どもが、ひらがなに興味をもち始めるのは、3~5歳の時期です。4歳頃からは、徐々に文字の形や読み方を理解していきます。
5~6歳は小学校への入学に向けた準備期間です。ひらがなの習得度に関する論文では、年長児の70%以上が拗音1を除いた71文字を読めるようになってたとの結果が出ています。
このように小学校入学前に、ほとんどのひらがなを読み書きできるようになる子どもが多いと言えます。
ひらがなの習得進度には個人差があり、早い子もいれば遅い子もいます。焦らずに子どものペースに合わせて見守りましょう。早期にひらがなを覚えられなくても、心配する必要はありません。子どもが自然に興味をもてるようにサポートしましょう。
ひらがなに興味をもたせる方法
ひらがなに興味をもたせるには、子どもが楽しく学べる環境づくりが大切です。子どもは興味をもつと、積極的に取り組みます。
ひらがなに興味をもたせる効果的な方法は以下のとおりです。
- 絵本の読み聞かせをする
- 親子でひらがなを書く
- 一緒にひらがなを探すゲームをする
絵本の読み聞かせをする
絵本の読み聞かせは、ひらがなに興味をもたせるために効果的な方法です。絵本にはカラフルで魅力的なイラストが多く、物語を通じて自然と言葉や文字に触れ、ひらがなへの関心が高まります。
絵本の読み聞かせで意識したい3つのポイントを紹介します。
- 絵本を選ぶとき
- 絵本を読むとき
- 絵本を読み終わったあと
「絵本の読み聞かせをする」と一言で言っても、気をつけるポイントがたくさんあります。
シチュエーション別に見ていきましょう。
絵本を選ぶとき
絵本の読み聞かせをしようと思っても「どんな絵本を読むのがいいの?」「選ぶ基準がわからない」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
絵本を選ぶときに注意するポイントは以下の通りです。
- 言葉のよい本を選ぶ
- 絵と話の内容が合っている本を選ぶ
- 子どもの興味に合わせて選ぶ
絵本を選ぶ際は言葉のよい絵本を選びましょう。言葉は意味と響きが重要です。
ひとつひとつの言葉に意味が載せられていると、伝わりやすく子どもの理解も深まります。
例えば「三匹のやぎのがらがらどん」という絵本では、同じ橋を渡る場面の擬音に「かた こと」「がら ごと」「がたん ごとん」と変化があり、やぎの大きさが子どもにもわかりやすいです。
聴いていて心地の良いリズムの絵本は、子どもが聴いていて喜びます。例えば、「めのまどあけろ」という絵本は、子どもが口ずさみたくなるような耳に心地よい言葉がたくさん使われています。
絵と話の内容が合っているということも重要なポイントです。同じ話でも絵が合っていないと内容がわかりにくくなってしまう恐れがあります。
例えば「かちかちやま」というお話は、因果応報のお話で、怖い描写も多くこの話に可愛い絵は合いません。絵本を選ぶ際には、このストーリーには本当にこの絵が合っているのかと考えてみましょう。
最後に、絵本は子どもの興味に合わせて選ぶことも重要です。食べ物・動物・乗り物など、子どもが好きなポイントを抑えて、その子にとってよい絵本を選びましょう。
子ども自身に本を選ばせることは、残念ながら絵本嫌いに繋がりかねません。何度も見たくなるような本当におもしろい絵本を選ぶ力が、幼い子どもにはまだ無いためです。1冊は子どもに選んでもらい、もう1冊は大人が選ぶ、など工夫して大人も選んであげるようにしましょう。
絵本を読むとき
絵本を読む際には子どもの思いを大切にするポイントが3つあります。
- 表紙や裏表紙もしっかり見せる
- 声色を大きく変えない
- 説明を付け足さない
絵本の表紙を見せることで、これからお話が始まるという期待感を高められます。読み終わったあとには、ゆっくり裏表紙や見返しを見せることで、物語の余韻を楽しむ時間を作れます。子どもの想像力も刺激され、お話への興味が高まるでしょう。
絵本の読み聞かせでは、過度に演技的にならないよう注意します。役になりきったり強弱をつけたりせず、子ども自身が物語を解釈し感情を感じる余地を残すことが大切です。ページをめくったら少し間をおいてから読んだり、読み終わったら少し間をおいてから次のページをめくることも、子どもの想像する時間を作ることができます。
なお、紙芝居は「芝居」という言葉の通り、読む際に抑揚をつけたり、声色を変えることが良いとされています。絵本と紙芝居の違いに注意しましょう。
絵本を読んでいる途中には、あまり説明しないようにします。お話をどう感じるかは子どもに任せて、親から押し付けないように注意が必要です。子どもの言葉に対してはうなずく程度にしておきましょう。
絵本を読み終わったあと
絵本を読んだあとには、読書習慣を続けるために大切なポイントがあります。
- 感想はあまり聞かない
- 短時間でも継続的に読む
- 絵本を通じて親子のコミュニケーションを深める
本を読み終わったあとに、感想を聞くことはあまり良くありません。子どもが感想を聞かれると思い、絵本の聴き方がおかしくなってしまうためです。感想を聞かなくても、複数の子どもに絵本を読んでいるときなど、絵本を見ているときの子ども同士の会話で絵本への理解は深まっています。
子どもの集中力はさほど長くは持ちません。5分や10分など、短い時間でも毎日続けることが絵本を読むことを習慣化するために重要です。
読み聞かせの時間を通じて、親子のコミュニケーションを深め、子どもの自己肯定感も育むことができます。絵本の読み聞かせは、将来の読書習慣の入り口です。子どもの読書量は読字や語彙力とも関係していると言われているため、家庭で絵本に親しむように心がけましょう。
親子でひらがなを書く
親子でひらがなを書く練習をすることも効果的です。子どもは親と一緒に学ぶと安心して、より積極的に取り組みます。ひらがなを書く練習の始め方は以下のとおりです。
- 運筆練習から始める
- なぞり書きやポイント書きから始める
- 簡単な文字から始める
最初は、親が書いた文字の上をなぞる練習から始めると良いでしょう。これにより、筆圧や運筆力を養うことができます。
また、親が実際にひらがなを書く姿を見せることで、子どもはその動きを視覚的に理解しやすくなります。お手本を見せる際には、ゆっくりとした動作で書くことが効果的です。
始めは「し」や「つ」など、一画で書くことのできる簡単な文字から始めましょう。実際に小学校においても、一画のひらがなから順に習うことが多いです。
簡単な文字から始めると成功体験を得やすく、次への学習意欲も高まります。難しい文字から始めると、子どもが挫折しやすいので注意が必要です。 集中して書き終えた後は、リラックスするための時間を設け、学びがストレスにならないように工夫してください。
一緒にひらがなを探すゲームをする
ひらがなを楽しく学ぶには、ひらがなを探すゲームがおすすめです。外出先や家の中でひらがなを見つけるゲームで、ひらがなの認識力を向上させましょう。
身近な場所でひらがなを探すと、自然にひらがなに触れる機会を増やせます。親子で楽しめば、ひらがなへの興味も深まります。
具体的なゲームの方法は以下のとおりです。
- 看板やメニューなど身近な場所でひらがなを探す
- 見つけたひらがなを声に出してみる
- 撮影して記録しておく
- 後から見返して場所や状況について会話をする
ひらがなを見つけた場所や状況について会話すると、コミュニケーションの機会も増えます。見つけたひらがなをノートに書き写すと、ひらがなの形や書き方を再確認できて、記憶に残りやすいです。親子で楽しみながら学んで、自然とひらがなが身につく環境作りをしましょう。
ひらがなを教えるときのポイント
ひらがなを教えるときに重要なのは、子どもが学ぶための環境づくりです。具体的には、以下の3つのポイントが挙げられます。
- 日常生活と関連付ける
- 短時間で楽しく教える
- 子どものペースに合わせる
日常生活と関連付ける
子どもに自然とひらがなを習得させるには、日常生活や遊びに関連付けることが重要です。 幼稚園教育要領においても「幼児が日常生活の中で,文字などを使いながら思ったことや考えたことを伝える喜びや楽しさを味わい,文字に対する興味や関心をもつようにすること」と記載があります。 日常生活や遊びにひらがなを取り入れると、子どもは自分のペースで学び始めることができます。
例えば、上手に書けないうちでも七夕の短冊を書いたり、家族やお友達に手紙を書いてみることは、学びたい意欲を高めるのに効果的です。文字を書くことが目的ではなく、自分の気持ちを伝えるために文字を知りたいと感じ、子どもが自主的に「どうやって書くの?」と質問しながら学べます。
このように、子どもが楽しみながら自然にひらがなに親しめる環境づくりをしましょう。
短時間で楽しく教える
子どもは集中力が続かず、長時間の学習では飽きてしまいます。子どもの集中が続く時間は年齢×1分または年齢+1分だと言われています。
以下のような方法で、楽しみながらひらがなを短時間で教えましょう。
- ゲーム感覚で教える
- 歌やリズムを使う
- カラフルな教材を使う
ゲーム感覚で教えると、楽しみながら学べます。家の中や外出時にひらがなを見つけて遊びましょう。歌やリズムを使うと覚えやすいです。「あいうえおの歌」を歌いながら文字を覚える方法もおすすめです。
絵本やキャラクターが登場するカラフルな教材は、視覚的にも楽しく、子どもの興味を引き出せます。ひらがなを書く時間も、好きなキャラクターやカラフルなペンとシールなどを使って、楽しくなるように工夫しましょう。
短時間の学習を繰り返すと集中力を維持しやすく、ひらがなを効果的に教えられます。
子どものペースに合わせる
ひらがなは、子どものペースに合わせて教えましょう。子どもはそれぞれに理解度や興味をもつ対象が異なります。同じペースで進めると、理解が追いつかない子どもや退屈する子どもが出てくるため、学習が効果的に進みません。子どもが興味をもたない教材を無理強いすると逆効果です。
子どもが興味を示さない場合は、他の方法で興味を引きましょう。子どもが疲れたら休憩が必要です。無理に続けると、学習嫌いになります。個々のペースを大切にして、楽しく効率的に学習を進めましょう。
ひらがなを教えるときに役立つツール
ひらがなを教えるときにツールを活用すると、子どもが楽しくひらがなを覚えられます。
おすすめのツールは以下のとおりです。
- あいうえお表
- カルタ
- カードゲーム
- アプリ
ツールを適切に組み合わせれば、子どもがひらがなを効率よく覚えられます。
あいうえお表
学習に役立つ「あいうえお表」は、ひらがなを覚えるための基本的なツールです。子どもが視覚的にひらがなを理解できるように、色分けされた文字やイラストが使用されています。あいうえお表は以下のポイントをチェックして選びましょう。
- 大きい文字
- 耐久性のある素材
- 壁やお風呂に貼れる素材
- 50音と拗音、濁音、半濁音の記載
- 音声ガイド付きの表
- 持ち運びできるサイズ
あいうえお表は、大きな文字で耐久性のある素材を選びましょう。子どもが文字を認識しやすく、何度触れても破れにくいです。日常的に目にする頻度を増やすために、壁やお風呂に貼れる素材もおすすめです。ひらがなの基本から応用までを網羅できる拗音や濁音、半濁音が記載されているものを選びましょう。
音声ガイド付きの表を選ぶと音でも学べます。持ち運びができるサイズであれば、お出かけなどの隙間時間にも活用できて便利です。
カルタ
ひらがなを教えるときにカルタが役立つ理由は以下のとおりです。
- 視覚的に覚えやすい
- 記憶力や集中力、反射神経を鍛えられる
- プレッシャーなく学習が進む
カルタは絵や文字が描かれたカードを使うため、視覚的にひらがなを覚えられます。読み札と取り札があり、読み札に書かれた文章を読み上げ、対応する絵や文字の取り札を探すルールです。カルタは競争形式で、記憶力や集中力、反射神経も鍛えられます。
家族や友人と楽しみながら自然にひらがなに興味をもち、プレッシャーなく学べる点でもおすすめです。
カードゲーム
カードゲームは、遊び感覚でひらがなを身に付ける方法として最適です。おすすめのカードゲームは以下のとおりです。
- ひらがなカードで神経衰弱
- 文字合わせカードゲーム
- ひらがなフラッシュカード
- カードバトルゲーム
ひらがなカードを使った神経衰弱では、同じ文字のカード探しで自然とひらがなに触れられます。文字合わせカードゲームでは、対応する絵と文字を組み合わせて、視覚的にひらがなを覚えます。ひらがなフラッシュカードでは、絵とひらがなが書かれたカードを繰り返し高速で見せることで、潜在的にひらがなが身につきます。ひらがなを学べるカードバトルゲームを使うと競争しながら楽しく学べるため、子どもたちの興味を引きやすいです。
カードゲームは遊びながら学べるので、子どもたちが自然とひらがなに親しめます。
アプリ
スマートフォンやタブレットのアプリを使用したひらがな学習もおすすめです。ゲームやクイズ形式のアプリが多く、子どもが飽きずに続けられます。アプリの特徴は以下のとおりです。
- カラフルで見やすい
- 音声機能付き
- 進捗管理機能がある
- オフラインでも使用できる
ひらがなの練習アプリは、子どもが楽しく効果的にひらがなを学べるツールです。
ドリルやノートに鉛筆で書く方法が苦手なお子さんでも、楽しく取り組めるような工夫が多く、ゲームをクリアするような感覚で学べます。
ひらがなを教えるときの注意点
子どもが楽しく自然にひらがなを覚えられるように、以下の点に注意してください。
- 無理に覚えさせない
- 叱らない
- 一方的に教えない
- 長時間無理に教えない
- 他人と比較しない
教育方法によっては、学習効率や意欲の低下を招きかねません。
ここからはそれぞれの注意点について詳しく解説していきます。
無理に覚えさせない
ひらがなを教える際に無理やり覚えさせてはいけません。無理やり覚えさせると、子どもにストレスを与え、学びに対する意欲を失う原因になるからです。 ひらがな学習では、子どもの興味やペースに合わせて進めることが大切です。
子どもが興味を示さない場合や、挫折を感じているときに無理に覚えさせると、学習自体が嫌になってしまいます。子どもには興味をもつ時間や楽しむ環境を与えましょう。 遊びや日常生活の中で自然にひらがなを取り入れ、プレッシャーを感じさせないよう心がけましょう。たとえば、ひらがなの絵本を読み聞かせることで、楽しい環境の中でひらがなに親しみ、自分のペースで学び始めることができます。 無理強いを避けて、長期的に学ぶ習慣を身に付けましょう。
叱らない
子どもにひらがなを教える際は、間違えても叱らず、ポジティブなフィードバックで励ましましょう。
子どもが少しのミスで落ち込まないよう、「もう1回やってみよう」と優しく声をかけ、挑戦する意欲を保てるようサポートすることが大切です。叱ると子どもが学習に対して恐怖心や嫌悪感を抱く可能性があります。また、子どもの気持ちを尊重し、失敗を学びの機会と捉えることで、新しいことに対して安心して取り組める環境を提供しましょう。
子どもが正しい方法を学ぶためには、お手本を見せると効果的です。お手本を見せながら成功体験を積ませ、学ぶ楽しさを感じさせてあげてください。成功体験はチャレンジする意欲を高めます。叱る代わりに励ましの言葉を使いましょう。
一方的に教えない
ひらがなを教える際には、子どもと対話しながら進めることが大切です。一方的に教えるのではなく、子どもの意見や感想を聞き、質問を通して考えさせる機会を作りましょう。「これは何の文字だと思う?」と問いかけることで、単なる暗記ではなく、理解を深めながら学べます。
また、ゲームや遊びを取り入れると、学びを楽しいものとして感じられるでしょう。たとえば、ひらがなを探すゲームやカルタを使えば、自然にひらがなに触れる機会が増えます。親子で一緒にひらがなを書いたり絵本を読んだりすることで、学習の時間が楽しい時間へと変わり、子どもは自主的に学ぶ意欲を持つようになります。さまざまな方法を組み合わせ、子どもの興味やペースに合わせて楽しく進めていきましょう。
長時間無理に教えない
子どもが集中できる時間は限られているため、学習は短時間で区切り、複数回に分けて行うことが大切です。長時間にわたる学習は、子どもにとって大きなストレスとなり、学習意欲を削ぐ可能性があるため注意が必要です。
午前中に5分、午後に10分など、短時間に区切って教えることで、子どもが無理なく学びやすくなります。また、適度に休憩を入れると集中力の維持に役立ちます。子どもの様子を観察し、集中が途切れたタイミングで学習を終了させるよう心がけましょう。
他人と比較しない
友達や兄弟と比べると子どもの自己肯定感が下がります。子どもにはそれぞれのペースがあり、自分のペースに合わせた学びが必要です。
周りの子が早くひらがなを覚えたとしても、焦る必要はありません。子どもの成長をしっかりと見守り、努力を褒めましょう。自信をもって学び続けられます。
他人と比較すると親もストレスを感じ、親のストレスは子どもにも伝わります。ストレスは子どもの学習意欲の低下にもつながるため注意が必要です。
子どもにとっては、親のサポートによる安心感が何よりも重要です。個々の成長の過程は大きく異なるので、焦らずに子どものペースを尊重してください。
まとめ
ひらがなへの興味や読み書きができる年齢の目安は、以下のとおりです。
- 興味をもつ:3~5歳
- 読み始める:4歳頃
- 読み書きできる:5~6歳
絵本の読み聞かせやゲーム、アプリを活用して、自然にひらがなに触れる機会を増やしましょう。簡単な文字から始め、短時間で楽しみながら学ぶと、子どもの学習意欲を高められます。
すべての子どもが同じペースで学べるわけではありません。無理に教え込まず、子どものペースに合わせれば、ストレスなく学習を継続できます。
他の子どもと比較せずに、自分の子どもの成長を見守りましょう。
- 拗音とは、「きょ」「しゃ」「ちょ」のように、小さい「ゃ」「ゅ」「ょ」を使って書く音のことです。 ↩︎