「自分で考える力」を育てる学習法として、多くの家庭で選ばれている公文式。
算数・国語・英語の基礎をしっかり固め、子どものペースに合わせて学習できるのが大きな特長です。

しかし、実際に通わせるとなると「くもんの月謝は高い?」「1教科いくら?2教科では?」と月謝の金額が気になりますよね。
くもんの月謝も人件費や資材費用の高騰により、教室では2018年、通信教育では2024年12月より月謝が値上げされました。

そら
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子どもの習い事は毎月あるので、支払いが継続できるかも含めて入会を検討することが重要です。

この記事では、年齢別のくもんの月謝と教材の特徴、月謝の支払い方法などを解説します。
くもんは入会金が不要で、教材費は月謝に含まれています。支払いはクレジットカードまたは口座振替の利用が可能です。

記事を読むと、くもんの月謝に関する全体像が把握でき、子どもを通わせるかの判断ができるようになります。

くもんの月謝の概要

くもんの月謝は、学年や地域によって異なります

1教科ごとの月額会費は以下のとおりです。

くもん月謝(税込)幼児/小学生中学生高校生以上
東京都/神奈川県の教室7,700円8,800円9,900円
それ以外の教室7,150円8,250円9,350円

くもんは、学習する習慣が身につきやすいよう週に2回の教室学習で、1教科ごとの月謝が設定されています。
そのため、2教科になると2倍、3教科になると3倍の金額が月謝となることが特徴です。
入会金は不要で、教材費は月謝に含まれています。
英語学習開始時だけ、専用のリスニング機器(6,600円)の購入が必要です。
くもんに入会すると、希望があれば、公文式の教具・文房具などを会員価格で購入できるようになります。

地域による月謝の違い

地域によって月謝に違いがあるのは、都市部と地方の経済状況や生活費が異なるためです。
都市部では教育機関の運営コストも高く、教育サービスへの需要も高いため、月謝が高めに設定されています。
くもんの月謝も都市部と地方で差があり、東京都や神奈川県では特に賃料や人件費が高いことが月謝に反映されていると考えられます。


幼児・小学生、中学生、高校生の全ての年齢において、東京都や神奈川県の月謝がそれぞれ550円ずつ高くなっています。
大阪府や埼玉県など他の都市部の月謝は、今のところ地方と同じです。
自分の住んでいる地域の月謝を事前に把握することで、無理のない範囲で教育費の計画を立てましょう。


» くもんは何歳から始めるのがベスト?

【年齢別】くもんの月謝と教材の特徴

くもんの月謝は子どもの年齢によって異なります。
また、年齢・学年別に、身につけたい力が詳しく設定されています。


年齢・学年別の身につけたい力や特長は、以下の通りです。

  • 幼児には「楽しい」がやる気につながる
  • 小学生には「学びの基礎・苦手を克服」で学力を強化する
  • 中学生では「自立心の育成」で可能性を広げる
  • 高校生以上では「実践的な力」を身につける
  • オンライン学習や通信学習も選べる

幼児には「楽しい」がやる気につながる

幼児には「楽しい」がやる気につながる教材が用意されています。
幼児向けの学習では子どもの性格やできることに合わせて、先生が学習内容を調整します。

入学前の子どもにとっては机に向かうだけでも大変なことです。
一人ひとりの細かな状況を把握しつつ、先生は子どものやる気を引き出します。
子どもが自分で「やってみよう」と思えることが大切です。

くもんでは年齢に関係なく、できるところから学習を始めます。
文字や数字がわからなくても、イラストを用いたカラフルな教材で楽しみながら学べます。幼児期の子どもにとって、できることが増えるのは楽しいことです。
楽しいから集中できる、集中できるから学習を効率的に行えます。

くもんでは教室によって雰囲気や指導方針が異なるため、体験学習や説明会への参加がおすすめです。
教室での学習は子どもと先生で行いますが、教室での状況共有のため、保護者と先生の面談も年に2回程度実施されます。
面談では、カリキュラムの説明や教室での子供の様子、学習の進捗などを先生から伺います。
家庭学習の方法などを保護者から質問することもでき、子どもの同席も可能です。

くもんでは幼児が学習に対する興味を持ち続けられる環境が整っており、先生には学習のことだけでなく、子育ての相談もできます
» 早期教育とは?種類とメリット、デメリットを解説!

小学生には「学びの基礎・苦手を克服」で学力を強化する

小学生のうちは、学習習慣を確立し、基礎学力を固めることが重要です。
低学年では、毎日の学習を通じて集中力や学習習慣を身につけ、「自分でできた!」という経験を重ねることで自信を育みます。スモールステップの教材で、無理なく確実に学力を伸ばせる点も特徴です。


中学年では、自学自習の力を養いながら、思考力を高めていきます。ヒントを活用しながら自ら考える姿勢を身につけることで学ぶ楽しさを実感し、少しずつ難易度の高い問題にも挑戦できるようになります。ここで身につける「やりぬく力」は、学習を継続するうえで大きな強みとなるでしょう。


高学年では、基礎学力を応用につなげる時期です。英語では英検®対策につながる力を養い、算数では反復学習により計算力を強化します。より高度な学習内容に取り組むことで、中学以降に必要な応用力を養うことが目標です。


くもんでは、学年に関係なく「ちょうどのレベル」から学び始めることで、無理なく学力を伸ばし、自信をもって学習に取り組む姿勢を育てます。
小学生のうちにしっかりと学習の土台を築くことで、中学・高校、その先の学びへとつながる力を養うことができます。

中学生・高校生では「自立管理能力・問題解決能力」を養い社会での可能性を広げる

くもんは中学生から始めることもでき、個々のペースや目標に合わせた柔軟な学習で、自立心や問題解決能力の育成にも役立ちます。

苦手科目の克服から得意科目の伸長、先取り学習や受験対策まで幅広く対応しており、適切な教材と進度調整により一人ひとりの成長をサポートします。
無理のないレベルから始め、個々のペースで進めることで学習習慣が身につき、自己管理能力や時間管理能力も鍛えられるでしょう。

さらに、目標を設定し計画的に学習を進めることで、やり抜く力や問題解決能力も養われます。

また、部活や定期テスト、他の習い事との両立がしやすい点も大きなメリットです。
公文では、教室が開いている時間内であれば都合の良い時間に通うことができ、自宅学習も並行して行うため、忙しい中学生・高校生でも計画的に学習を進められます。

実際にスポーツを両立している生徒が54%、音楽と両立している生徒が21.5%というデータもあり、多くの子どもたちが無理なく続けています。

このように、くもんでは中学生・高校生でも通いやすい学習スタイルで、学力の向上だけでなく社会に出てからも役立つスキルの習得ができるでしょう。

オンライン学習や通信学習も選べる

オンライン学習や通信学習も選べる

くもんでは教室学習だけでなく、オンライン学習や通信学習も選択できます。
ライフスタイルや学習スタイルに合わせて最適な学習方法を選べるのが特徴で、自宅での学習を中心に進めたい場合でも、継続的に学習できる環境が整っています。
くもんの多様な学習方法には以下の3つがあります。

  •  教室学習とオンラインとの組み合わせ「オンライン&教室学習」
  •  プリント通信学習「公文式通信学習」
  •  タブレット通信学習「Digital KUMON通信学習」


ここからは一つずつ詳しく解説していきます。

教室学習とオンラインとの組み合わせ「オンライン&教室学習」

「オンライン&教室学習」は、従来の教室学習と自宅でのオンライン学習を組み合わせた​学習方法です。
週1回の教室での対面指導と、週1回の自宅でのオンライン指導を組み合わせることで、柔軟な学習環境を実現しています。

​オンライン指導はZoomなどのツールを使用し、教室に通うことが難しい場合でも学習を継続できるため、自宅での学習習慣の定着にもつながります。
また、子ども一人での通室に対する心配を軽減し、送迎の負担も軽減されるため、保護者の負担が少なくなる点も魅力です。さらに、保護者が直接学習の様子を見守ることができるため、安心感も高まります

​ただし、「オンライン&教室学習」は全ての教室で実施しているわけではないため、詳細は各教室に確認が必要です。​

プリント通信学習「公文式通信学習」

公文式通信学習(プリント学習)は、教室に通えない場合や自宅での学習を希望する方に向けた、くもんのプリント教材を用いた通信教育サービスです。
子どもは自分のペースでプリント教材に取り組み、決められた日に学習済みのプリントを郵送で提出します。

月に1回担当指導者がプリントを採点し、アドバイスやフィードバックを記載した「通信学習連絡帳」と新しいプリントを一緒に返送します。
通信学習でも、担当指導者とのやり取りを通じて理解度や進度に応じた指導を受けられるため、継続的なサポートが受けられる点が魅力です。

『なお、公文式通信学習(プリント学習)では、オンライン学習(Zoom)には対応しておりません。​オンラインでの学習を希望される場合は、お近くの公文式教室にお問い合わせください。』

公文式通信学習の月謝は、学年と受講教科数によって以下のように異なります。

公文式通信学習の月謝幼児/小学生中学生高校生以上
1教科8,250円9,350円10,450円
2教科16,500円18,700円20,900円
3教科24,750円28,050円31,350円

※ 入会金は不要です。通信管理費1,100円(税込)を含みます。

月謝はクレジットカード払いで翌月分を支払い、休会や退会の連絡がない限り自動継続となります。

このように公文式通信学習(プリント学習)は、自宅での学習を希望する方や教室に通えない方に適した学習方法であり、個別のサポートを受けながら自分のペースで学習を進めることができます。

タブレット通信学習「Digital KUMON通信学習」


Digital KUMON通信学習は、タブレットを活用したくもんの通信学習サービスで、算数と英語の2教科で実証実験が実施中です。
専用アプリを使用することで、紙の教材を使わずタブレット上で学習を進められます。

学習の進め方はくもんの基本と同様ですが、プリントの管理や郵送の手間がなく、効率的に学習を進められる点が特徴です。
タブレットならではの機能として、学習の終了と同時に担当者に送信され、スピーディーな採点や自動チェックで素早くフィードバックを受け取れます。

また、学習データが自動的に記録されるため、過去の学習履歴を確認しながら計画的に学習を進められます。
Zoom等を使った対面指導はありませんが、指導者がオンラインで学習の進捗を確認して適切なアドバイスを行うため、タブレット学習でありながらくもんの学習サポートを受けられることが魅力です。

Digital KUMON通信学習の月謝は受ける教科数によって、以下のように異なります。

教科数幼児/小学生中学生高校生以上
1教科8,250円9,350円10,450円
2教科15,400円17,600円19,800円

月謝は前月請求で、クレジットカード払いのみ利用可能です。
実証実験中のため、詳しくは公式HPを確認してください。
» くもん公式サイト(外部サイト)

くもんの月謝の支払い方法

くもんでは紛失や事故防止のため、基本的に現金の取り扱いをしていません

くもんでの月謝の支払い方法を、以下の2通りに分けて解説していきます。

  • 口座振替
  • クレジットカード払い

なお、クレジットカードや口座振替による支払い開始までの1〜2か月間は、指定口座への振込が必要です。振込手数料を差し引いた金額を振り込みましょう。

口座振替

口座振替は、銀行口座から自動でお金を引き落としてもらい、支払い先に送金する方法です。手数料はかかりません
引き落とし日は教室によって異なるので、先生に確認してください。

クレジットカード払い

クレジットカードは、VISAもしくはMastercardの使用が可能です。
決済の登録は、先生からもらった書類を参考に、紹介されたシステムから手続きを進めましょう。
支払い情報の変更等も、同じシステムから行います。

中にはクレジットカード支払いに対応していない教室もあります。
”近くの教室を探す”から希望の教室を探して確認しましょう。
教室情報のその他に「クレジット支払い可」と 表記があればクレジットカード支払いに対応しています。
» くもん公式サイト(外部サイト)

くもんの月謝に関する手続き

くもんの月謝に関する手続きは、教室ごとの取り扱いとなるため教室の先生とのやり取りが中心です。
ただし、場合によってはオンラインやメールでできることもあります。


手続きの中でも特に気になる2つのシチュエーションに分けて説明します。

  • 入会手続きの流れ
  • 退会手続きの流れ

入会手続きの流れ

くもんは教室によって先生や雰囲気が違うため、入会を希望する場合には教室選びと見学が重要です。

入会手続きは、以下の流れで行います。

  1. くもんのHPから教室を探す
  2. 希望する教室のページから教室見学または無料体験学習の申し込みをする
  3. 教室を訪問して見学と入会の相談をする
  4. 入会を決めたら教室にある「ウェブ申込カード」にて入会手続きを行う
  5. 手続きが完了したら期日までに月謝を支払う

教室見学は保護者のみでも、親子で一緒にでも、どちらでも希望することができます。
教室を見学する際には教材の内容をはじめ、教室の雰囲気や子どもたちの様子、先生と子どもとのコミュニケーションなどを見てください。

複数の先生がいる場合は、先生同士のやりとりにも注目してみましょう。
また、子どもが集中できる環境が整っているか、掲示物や整理整頓の様子も確認してみることも大切です。

『初回訪問時に無料体験学習を希望すると、学力診断テストが受けられます。テストの正解率と解答時間で、その子が無理なく取り組めるところを判断し、学習をスタートさせます。』
保護者は子どもがテストを受けている間に、先生から説明を聞くことができますよ。


教室見学後十分に検討して入会を決めたら、教室の先生に連絡をし、教室にて入会手続きを行います。
手続きが完了した後、指定された期日までに月謝を支払うことで、正式にくもんの学習開始です。

退会手続きの流れ

くもんを退会するときは、直接先生に申し出が必要です。
退会を希望する月の前月末日までに伝えてください。申し出がないときは、契約が自動更新されるため月謝の支払いが必要です。

クレジットカード払いや口座振替を停止する手続きは、教室が指定する日までに行う必要があります
月謝の請求手続きが間に合わないときは、手続き後に返金してもらえます。返金の際の手数料は、保護者負担なので注意しましょう。

くもんの月謝のよくある質問

くもんの月謝についてよくある質問をまとめました。以下の4つの質問について解説します。

  • 教材費やその他の費用は月謝に含まれる?
  • 月謝の兄弟割引や複数科目割引はある?
  • 月謝が高いと感じたときはどうすればいい?
  • 無料体験学習はできる?

教材費やその他の費用は月謝に含まれる?

くもんの月謝には、教材費が含まれています。学習に必要な教材は、月謝の中でカバーされるため、別途教材費を支払う必要はありません

ただし、特別な教材や追加の学習ツールが必要になる場合は、別途費用がかかることがあります。詳しい費用については、お近くの教室または公式HPで確認するか、直接お問い合わせください。
» くもん「お近くの教室を探す」(外部サイト)

月謝の兄弟割引や複数科目割引はある?

くもんでは兄弟割引や複数科目割引は実施していません。1人ひとり、科目ごとに月謝が発生します。
しかし、兄弟で同じ教室に通うことや、複数の科目を同時に学ぶことで、効果的な学習環境を提供することが可能です。
学習の進度や内容に応じたサポートが行われるため、個別に最適な学習プランを作成できます。

無料体験学習はできる?

くもんでは教室見学だけでなく、無料体験学習ができます。
無料トライアルが期間限定で行われており、公文式の学習や教材の体験が可能です。
通常、体験期間は1週間です。一部の教室では個別に無料体験学習を実施している場合もあります。

申し込みは、くもん公式HPから手続きするのが便利です。
無料体験学習を活用すると、くもんの教材や指導方法が子どもに合っているかを確認できます。入会を検討する際の参考になるのでおすすめです。

まとめ

くもんの月謝は地域や年齢によって異なります
支払い方法は、口座引き落としとクレジットカード払いの選択が可能です。都合の良い方を選べて、途中変更もできます。
初めてくもんを利用する場合、無料体験学習がおすすめです。学力テストが受けられるので、子どもの今の学力がわかります。

くもんの無料体験学習は1週間で2回の体験が可能です。1度では子どもに合うかわかりにくい場合も、2度体験できるので安心です。
子どもが体験している間は見学が質問ができます。先生には育児相談もできるので、ぜひ見学に行きましょう。
» 幼児教育とは?メリットとデメリット、種類を解説!